その他の諸機能

1. Viewpoint (視点)


シーンを斜めから見たい、ということがよくあります。
例えば床の上に置いたものを表現するときは、
斜上から見下ろすような画像をつくりたくなります。
このような設定のために、Viewpoint という機能を使って
視点位置・視線方向を指定します。

Viewpoint の後に { } をつけて、
その中に position と書いて、視点位置を表します。
また、その中に orientation と書いて、視線方向を表します。
なお、orientation の後には数字を4つ書きますが、
最初の3つで 「このベクトルを軸にして、物体を回転する」
という軸になるベクトルを書いて、
最後の1個は0〜6.28の間の正数にしてください。

以下、位置(10,10,0)から、X軸の方向に沿って見た
シーンを指定するための記述例です。Viewpoint は
VRML ファイルの最初のほうに書くようにしましょう。


#VRML V2.0 utf8
Viewpoint {
  position 10 10 0
  orientation -1 0 0 0 
}

なお、CosmoPlayer では、アニメーション機能を
使ったときに Viewpoint 設定を無視することが
あるようです。原因・対策については、現在調査中です。

光源の設定について


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