1つの VRML ファイルから別の VRML ファイルを 
組み込むには、Inline を使います。
Inline の後に { } を書いて、
その中に url と書いて、
その後に組み込む VRML ファイルを指定します。
下は、another.wrl という VRML ファイルを組み込んで、
2つのファイルで1つのシーンを記述する例です。
#VRML V2.0 utf8
Inline {
  url "another.wrl"
}
 | 
Inline は、1つのキャラクターを複数のシーンで 
使いまわすときにも有効です。
下に、同じキャラクターを記述した another.wrl を、
水色の背景を指定した1つめの VRML ファイルと、
灰色の背景を指定した2つめの VRML ファイルと、
両方の背景に使いまわしている例を示します。
#VRML V2.0 utf8
Background {
 skyColor [0.8 1.0 1.0]
}
Inline {
  url "another.wrl"
}
 | 
#VRML V2.0 utf8
Background {
 skyColor [0.2 0.2 0.2]
}
Inline {
  url "another.wrl"
}
 |