1つの物体を表現するときには、 Shape という単語を使います。
Shape の直後に { } をつけて、その中に物体データを記述します。
Shape の直後の { } に記述できる主なデータには、
 
があります。
〜ここまで復習〜
appearance Appearance 
と書いて、その後に { } をつけて、
{ } の中に物体の形状以外のデータ(色や材質)を書きます。
appearance Appearance の後の { } の中に、
material Material 
と書いて、その後に { } をつけて、
{ } の中に物体の形状以外のデータ(色や材質)を書きます。
こんな感じで Appearance と Material を記述します。
 #VRML V2.0 utf8
 Shape {
   appearance Appearance {
     material Material { }
   }
   geometry Cylinder {
   }
 }
 | 
Material の中に書くことのできるデータとして、
この演習では、
物体の色や明るさを表すデータ 
について学びます。
具体的には、以下のキーワードについて学びます。
| キーワード | 日本語でいうと | 具体的な意味 | 
| diffuseColor | 拡散反射 | 普通の物体の色をあらわす | 
| specularColor | 鏡面反射 | 金属やガラスなど、キラキラした物体について、 キラキラしたハイライトの色をあらわす | 
| emissiveColor | 放射 | 照明など、自分から光を発する物体について、 その光の色をあらわす | 
| transparency | 透明度 | 色のついた透明なガラス・宝石・セロファンなどの物体について、 その色をあらわす | 
特に、「拡散反射」は、誰もが使う重要な色情報ですので 
しっかり使ってください。